先日、「アルゴスクアルテット」という
弦楽四重奏団のコンサートに行ったときのこと。
ベートーベンやブラームスに挟まれて、
黛敏郎さんの作品が演奏されました。
「弦楽四重奏のためのプレリュード」
この曲が始まるやいなや
わたしの脳内自動映像装置には
大変怪しい映像とナレーションが・・・。
「ここは、もう長い間、誰も足を踏み入れたことのない
謎の廃病院。誰もいないはずのこの廃墟からは
時折、うめき声やすすり泣く声が聞こえる、と・・・・」
そう、バイオリンのひぃ〜〜、と言う音はまさに
錆び付いた鉄の扉が開かれる音。
一応ソナタ形式かと思うのですが、
第一楽章・・・病院の入り口から廊下を少しずつ奥へ。
第二楽章・・・かつての手術室へ。何かがぽたぽたと落ちる音が。
第三楽章・・・地下にあった精神科病棟。
患者が強制収容されていた?
第四楽章・・・新生児室。ずさんな管理による院内感染で、
たくさんの赤ちゃんが犠牲に。
なーんてね、曲が終わるまで私の妄想は続いたのでした。
こういう曲を聴きながら、ひとりにたにたしていた私は
あきらかに、へんなおばさん!
あ、演奏はもちろんとってもすてきだったのです、念のため。